続き
EXTRACT 外部コマンド (EXTRACT.EXE)
EXTRACT [/Y] [/A] [/D | /E] [/Lディレクトリ名]
キャビネット名 [抽出ファイル名]
EXTRACT [/Y] _ファイル名 [解凍ファイル名]
EXTRACT [/Y] [/C] _ファイル名 [解凍ファイル名]
/A すべてのキャビネットのチェーンを辿りつつ、全ファイルを抽出する
/D キャビネットの内容を表示する
/E すべてのファイルを抽出する
/Y 抽出先のファイルが存在したとき無条件で上書きする
/L 抽出するファイルの保存ディレクトリを指定する
/C 元のファイルをDMFディスクから抽出先にコピーする。DMFとは3.5インチフロッピーディスクに1.7MBのデータを記憶する特殊フォーマットのこと
EXTRACT FILE.CAB ・・・・・・FILE.CABに含まれるファイルを表示する
EXTRACT /E FILE.CAB ・・・・・・FILE.CABに含まれるファイルを解凍する
Windowsが採用している圧縮解凍ツール.Windowsのファイルの多くは、CABという拡張子のキャビネットファイル形式で供給されるため、主にそれを解凍するとき使用される。すべてのファイルを抽出する場合は、「/E」スイッチをつければよい。「EXTRACT
/E FILE.CAB *.EXE
ENTER」とすればEXEファイルだけ抽出することができる。Windowsの配布ディスクなどに入っているFILE.EX_というファイルを元のファイルに戻すこともできる。
FDISK 外部コマンド (FDISK.EXE)
FDISK [/STATUS] [/X]
/STATUS 接続されているディスクとパーティション情報を表示する
/X 拡張ディスクアクセスサポートを無効にする(DOS/Vのみ)
FDISK
対話式で、ハードディスクの区画を分けたり、削除する。512MB以上のハードディスクが存在する場合には、最初に「大容量ディスクのサポートを使用可能にしますか(Y/N)」と尋ねてくる。
Yを押すと、これから作成するドライブがFAT32になる。
Nの場合にはFAT16になる。
FC 外部コマンド (FC.EXE)
FC [/A] [/C] [/L] [/LB行数] [/N] [/T] [/W]
[/数値] ファイル1 ファイル2
FC /B ファイル1 ファイル2
/A 連続する行が違っていたとき、その最初の行と最後の行だけ表示する。間は「…」をなる
/B バイナリファイルとして比較する
/C 大文字と小文字の区別をしない
/L テキストファイルとして比較する
/LB 連続する不一致行の最大行数を指定する(例:
/LB10)
/N テキストファイルを比較するとき行番号をつける
/T タブを空白文字に変換せずに比較する
/W 連続した空白文字を1つの空白文字にして比較する。空白文字は半角でも全角でもよい
/数値 不一致後に一致すべき連続行数を指定する
FC FILE1.TXT FILE2.TXT ・・・・・・FILE1.TXTとFILE2.TXTの内容を比較する
2つのファイルの内容を比較して表示する。ファイルに保存する場合にはリダイレクトを使う。
FIND 外部コマンド (FIND.EXE)
FIND [/V] [/C] [/N] [/I] "文字列"
[ドライブ名:] [ディレクトリ名] ファイル名
コマンド | FIND [/V] [/C] [/N] [/I]
"文字列"
/V 指定した文字列を含まない行を出力する
/C 指定した文字列を含む行の数だけを表示する
/N 出力する行に、行番号をつける
/I 大文字と小文字を区別しない
FIND "WORD" C:\FILE.TXT ・・・・・・"WORD"という文字を見つける
TYPE FILE.TXT | FIND "WORD"
・・・・・・フィルタとして使う
テキストファイルから指定された文字列を検索し、それを含む行だけを出力する。出力結果は、リダイレクトを使い、「FIND
"WORD" C:\FILE.TXT >OUTPUT.TXT
ENTER」とすることで保存できる。指定する文字列は、大文字と小文字を区別する。もし、区別したくないなら「/I」スイッチをつける
FORMAT 外部コマンド (FORMAT.COM)
FORMAT ドライブ名: [/V:ラベル名] [/Q] [フォーマット形式]
[/B | /S] [/C] ・・・・・・DOS/V
FORMAT ドライブ名: [/V:ラベル] [/Q]
[/U]
[フォーマット形式] [/B | /S] [/C] [/P] ・・・・・・PC-98
/F フォーマットするディスク容量を指定する
/Q クイックフォーマットにする
/B システムファイル用の領域を設ける
/S システムファイル用の領域を設け、さらにシステムファイルをコピーする
/V ボリュームラベルを指定する
/C 不良クラスタをテストする
/U 現在のフォーマットを調べずに無条件フォーマットする(PC-98のみ)
/P 「新しいディスクをC:ドライブに入れてください.準備ができたらEnterキーを押してください」をいうメッセージを表示しない(PC-98のみ)
DOS/Vで[フォーマット形式]に指定可能な引数 |
[/F:サイズ] ・・・・・・フロッピーディスクのサイズで指定
160、180、320、360、720、1.2、1.44、2.88
通常は720と1.44のみ指定可能
[/T:トラック数 /N:セクタサイズ] ・・・・・・トラック数とセクタ数で指定
[/1 | /4 | /8] ・・・・・・フォーマットのサイズで指定
/1 フロッピーディスクの片面だけをフォーマットする
/4 5.25インチ360KBのフロッピーディスクを高密度でフォーマットする
/8 トラックを8セクタでフォーマットする |
PC-98で[フォーマット形式]に指定可能な引数 |
[/F:サイズ] ・・・・・・フロッピーディスクのサイズで指定
640、720、1.25、1.44
[/T:トラック数 /N:セクタサイズ] ・・・・・・トラック数とセクタ数で指定
[/6 | /9 | /M | /4] ・・・・・・フォーマットのサイズで指定
/6 640KBでフォーマットする
/9 720KBでフォーマットする
/M 1.25KBでフォーマットする
/4 1.44KBでフォーマットする |
FORMAT A: ・・・・・・Aドライブをフォーマットする
フロッピーディスクをフォーマットする。また、ハードディスクのフォーマットもできる。フォーマットすると、それまで記憶されていた内容が抹消されてしまうので、よく確認してから実行すること。数多くのスイッチがあるが、ほとんど使用する必要はない。
JP (DOS/Vのみ) バッチコマンド (JP.BAT)
JP
JP
日本語モードに切り替える。実際には、CHCPコマンドが実行されている。
LABEL 内部コマンド
LABEL [ドライブ名;] [ラベル]
LABEL D:
ディスクのボリュームラベルを表示する。ボリュームラベルとはディスクにつける名前のこと。
LOADHIGH (LH) 内部コマンド
LOADHIGH コマンド
LOADHIGH DOSKEY ・・・・・・DOSKEYコマンドをUMB領域に常駐する
指定したコマンドをUMB領域に常駐させる。UMB領域が作られてなかったり、コマンドが入るだけの空きがなかったときには、コンベンショナルメモリ行きとなる。
MEM 外部コマンド (MEM.EXE)
MEM [/C] [/D] [/F] [/Mモジュール名] [/P]
/C システム、デバイスドライバ、常駐プログラムなどの情報を表示する
/D /Cより詳細な情報を表示する
/F 空きメモリの合計を表示する
/M 指定したモジュールの情報を表示する (:MEM
/MHIMEM)
/P 表示を1画面ごとに停止する
MEM /C /P ・・・・・・メモリの詳しい情報を表示する
メモリの使用状況を表示する。メモリがどのように使用されているかや、空きメモリがどれだけあるかを表示できる。
MKDIR (MD) 内部コマンド
MKDIR (またはMD) [ドライブ名:]ディレクトリ名
MKDIR WORK ・・・・・・WORKをいうディレクトリを作成する
ディレクトリを作成する。作成したディレクトリは中がからっぽになっている。
MORE 外部コマンド (MORE.COM)
MORE [ドライブ名:] [ディレクトリ名]ファイル名
コマンド | MORE
MORE FILE.TXT ・・・・・・FILE.TXTの内容を表示する
TYPE FILE.TXT | MORE ・・・・・・フィルタをして使用した
テキストの内容を表示する。TYPEコマンドと異なるのは一画面単位でスクロールが停止するところ。表示を続けるには何かのキーを押せばよい。フィルタとして設計されているので、「TYPE
FILE.TXT | MORE」のように使用すれば、TYPEコマンドの出力に対して一画面でスクロールを停止する機能が働く。
MOVE 外部コマンド (MOVE.EXE)
MOVE [/Y | /-Y] コピー元 コピー先
/Y 上書き確認メッセージを表示しない
/-Y 上書き確認メッセージを表示する
MOVE FILE.TXT D: ・・・・・・FILE.TXTをDドライブに移動
ファイルを移動するために使用するコマンド。
PATH 内部コマンド
PATH [パス;] [パス;]・・・・・・
PATH C:\WINDOWS; C:\WINDOWS\COMMAND; ・・・・・・コマンド起動パスとして、C:\WINDOWSとC:\WINDOWS\COMMANDを設定する
コマンド起動パスを設定する。外部コマンドやバッチコマンドは、カレントディレクトリかPATHで指定したディレクトリにないと、実行できない。PATH設定は、AUTOEXEC.BATファイルに記述しておくのが通例。現在のPATH設定を確認するには「PATH
ENTER」とすればよい。現在のコマンド起動パスに「C:\WORK」を追加するには「PATH
%PATH%C:\WORK;
ENTER」とする。現在のコマンド起動パスをすべて取り消すには「PATH;
ENTER」とする。
PROMPT 内部コマンド
PROMPT [プロンプト文字列]
PROMPT コマンド$G ・・・・・・プロンプトを「コマンド>」とする
プロンプトの文字列を変更する。プロンプト文字列を省略すると「C>」といったドライブ名だけのプロンプトになる。プロンプトの現在の設定を確認するにはSETコマンドを実行する。(環境変数PROMPTに設定されている)。プロンプトの設定は、AUTOEXEC.BATファイルに記述しておくのが通例。次は特殊なプロンプトの文字列の指定。
指定文字列 | 意味 |
$$ | 文字"$"を表示 |
$_ | 改行する |
$B | 文字"|"を表示 |
$D | 日付を表示 |
$E | エスケープコード (ASCIIコードの27) |
$G | 文字">"を表示 |
$H | バックスペース (直前の文字を削除) |
$L | 文字"<"を表示 |
$N | カレントドライブを表示 |
$P | カレントディレクトリを表示 |
$Q | 文字"="を表示 |
$T | 時刻を表示 |
$V | Windowsのバージョン情報を表示 |
標準ではプロンプトは「$P$G」になっている。これはつまり、「カレントディレクトリ」+">"ということ。
RENAME (REN) 内部コマンド
RENAME (またはREN) 現ファイル名 新ファイル名
REN FILE.TXT NEW.TXT ・・・・・・FILE.TXTをNEW.TXTに変更
ファイル名を変更する。次のようにワイルドカード機能を用いることによって、複数ファイルのファイル名をまとめて変更することもできる。
REM *.TXT *.DOC ・・・・・・拡張子が.TXTのファイルすべてを.DOCにする
RESTART 外部コマンド (RESTART.COM)
RESTART
RESTART
パソコンをリセットする。
RMDIR (RD) 内部コマンド
RMDIR (またはRK) [ドライブ名:]ディレクトリ名
RMDIR WORK ・・・・・・WORKディレクトリを削除する
ディレクトリを削除する。あらかじめディレクトリの中をからっぽにしておかないと削除できない。
SCANDISK 外部コマンド (SCANDISK.COM、SCANDISK.EXE、SCANDISK.INI、SCANDSK2.EXE)
- 通常のディスクのチェックと修復を行う
SCANDISK [ドライブ名: | /ALL] [/CHECKONLY
| /AUTOFIX [/NOSAVE] ] [/SURFACE] - ドライブスペースやダブルスペースで作成された、圧縮ボリュームのチェックと修復を行う
SCANDISK [ドライブ名:\DRVSAPCE.nnn
[/SHICKONLY
| /AUTOFIX [/NOSAVE] ] - 指定したファイルの断片化を調べる
SCANDISK /FRAGMENT [ドライブ名:]
[ディレクトリ名]
[ファイル名] - 以前行った修復を取り消す
SCANDISK /UNDO [ドライブ名:]
/ALL すべてのディスクを対象とする
/AUTOFIX エラーなどのメッセージに対して自動で対処する
/CHECKONLY チェックだけ行うのみで修復はしない
/CUSTUM SCANDISK.INIに基づいて実行する。SCANDISK.INIはWINDOWS\COMMANDディレクトリに存在する
/FRAGMENT 指定されたファイルが断片化(ファイルが連続しないクラスタにまたがって記憶されていること)していないか調べる (例:SCANDISK
/FRAGMENT FILE.TXT
ENTER)
/MONO モノクロで表示する
/NOSAVE 破損クラスタを別のクラスタに移動しないまま削除する
/NOSUMMARY メッセージなどのために画面の要所で一時停止しない
/SURFACE 自動的にクラスタスキャンを実行する
/UNDO 修復前の状態に戻す
SCANDISK C: ・・・・・・Cドライブのチェックを修復をする
対話式でディスクについていくつかのチェックを修復を行う。MS-DOSモードと起動時MS-DOSモードのときに利用できる(MS-DOSプロンプトのときには、Windows版の「スキャンディスク」がじっこうされる)。エラーのあるディスクに対してチェックを行うと、エラーメッセージが出るたびに
Fキー(修復)を押さなければならない。これが面倒なときには「/AUTOFIX」と「/SURFACE」スイッチをつけて実行しよう。「/NOSUMMARY」をつけておくと、要所のメッセージも表示されなくなる。
SCANREG 外部コマンド (SCANREG.EXE)
SCANREG [/BACKUP] [/RESTORE] [/FIX]
Windows98のレジストリ情報(SYSTEM.DAT、SYSTEM.INI、USER.DAT、WIN.INI)のバックアップとリストアを行う。同じ目的のプログラムとして、Windows98にもSCANREGWが用意されている。通常はこちらが日に一回、正しくWindowsが起動したときのレジストリ情報を、WINDOWSディレクトリの下のSYSBCKUPディレクトリに、RB000.CABといった圧縮ファイルにまとめて保存してくれる。このバックアップされたレジストリをMS-DOSモードでリストアしたいときに使う。実行すると対話式画面が表示され、どのバックアップをリストアするか選択できる。
SET 内部コマンド
SET [変数名=[文字列]]
SET TMP=C:\TMP ・・・・・・環境変数TMPにC:\TMPを設定
環境変数(Windowsのレジストリにあたる情報)の表示と設定をする。表示するには「SET
ENTER」とする。よく使われている環境変数として次のようなものがある。
- COMSPEC=C:\COMMAND.COM
MS-DOSのコマンドプロセッサ「COMMAND.COM」が存在するディレクトリパスが設定されている。MS-DOSのコマンド実行時にメモリ上にあるCOMMAND.COMが破壊されてしまったとき、ここにあるCOMMAND.COMを再度読み込む - PATH=C:\WINDOWS;C:\WINDOWS\COMMAND
コマンド起動パスが設定されている - PROMPT=$P$G
プロンプトの形式が設定されている。$P$Gとなっていれば「カレントディレクトリ」+「>」という形式でプロンプトが表示される。 - WINBOOTDIR=C:\WINDOWS
ウィンドウズが起動するパスが設定されている - WINDIR=C:\WINDOWS
Windowsディレクトリのパスが設定されている。Windowsディレクトリを調べるなら、これを確認すると確実
SETVER 外部コマンド (SETVER.EXE)
SETVER [ドライブ名:] [ディレクトリ名] ファイル名
バージョン
SETVER [ドライブ名:] [ディレクトリ名] ファイル名 /D
[/Q]
/D 指定したファイルの登録を抹消する
/Q 通常表示されるメッセージを表示なしにする
SETVER ・・・・・・現在の設定を表示する
MS-DOSコマンドによっては、特定のバージョンのMS-DOSでのみ実行できるように細工されている場合がある。Windows95は、MS-DOSに対してVer7.00という報告をしている。また、Windows98とWindows95のOSR2は、MS-DOSに対してVer.7.10という報告をしている。そのため、仮にVer.5.00までに限定しているMS-DOSプログラムなら、Windowsでは動作しないことになる。SETVERコマンドを使うと、特定のプログラムに対して、ユーザーが設定したバージョンを報告することができる。
SORT 外部コマンド (SORT.EXE)
SORT [/R] [/+桁] [ドライブ名:] [ディレクトリ名]
[ファイル名]
コマンド | SORT [/R] [/+桁]
/R 逆順で並び替える
/+桁 指定した桁の文字で並び替える
SORT FILE.TXT ・・・・・・FILE.TXTの内容を行単位で並び替える
TYPE FILE.TXT | SORT ・・・・・・フィルタとして使用した例
テキストファイルを行単位で並び替えるコマンド。実際には、各行の1文字目の文字コードを参照して、文字コード順に並び替える。「SORT
/+2 C:\FILE.TXT
ENTER」とすれば、2文字目を判断して並び替えることも可能である(あまりようとはないと思うが)。結果をファイルとして保存したいなら、リダイレクトを使って「SORT
C:\FILE.TXT > OUTPUT.TXT
ENTER」のようにすればよい。もっと凝った並び替えをするならエクセルなどを使ったほうがよいこともある。
START 内部コマンド
START [/M] [/MAX] [/R] [/W] [アプリケーション名
| データ名]
/M アプリケーションを最小化の状態で開く
/MAX アプリケーションを最大化の状態で開く
/R アプリケーションを通常のウィンドウサイズで開く
/W アプリケーションが終了するまでMS-DOSを一時停止
START MSPAINT ・・・・・・ペイントを実行する
START FILE.BMP ・・・・・・WindowsでFILE.BMPを開く
Windowsのアプリケーションを実行する。または、関連付けが行われている種類のデータファイルを開く。
SYS 外部コマンド (SYS.COM)
SYS [ドライブ名1:] [ディレクトリ名] ドライブ名2
SYS C: A: ・・・・・・CドライブのシステムファイルをAドライブにコピー
MS-DOSが起動するたびに最低必要な「IO.SYS」、「MSDOS.SYS」、「COMMAND.COM」の3つのファイル(実際には、これに加えて「DRVSPACE.BIN」というファイルも対象になる)をコピーする。「FORMAT
/S
ENTER」の「/S」の処理と同じ。SYSコマンドを使うには、フォーマットするときに「FORMAT
/B
ENTER」として確保しておく必要がある。
TIME 内部コマンド
TIME [時刻]
TIME 14:00
時刻の表示と設定を行う。引数として時刻を指定するを、その時刻が設定される。引数なしにすると現在の時刻が表示され、続けて新しい時刻が設定できる。自国の変更が不要ならば
ENTERキーを押せばよい。
TYPE 内部コマンド
TYPE [ドライブ名:] [ディレクトリ名] ファイル名
TYPE FILE.TXT ・・・・・・FILE.TXTの内容を表示する
テキストファイルの内容を表示する。ワイルドカードは使えない。
US (DOS/Vのみ) バッチコマンド (US.BAT)
US
US
英語モードに切り替える。実際には、CHCPコマンドが実行されている。
VER 内部コマンド
VER
VER
MS-DOSのバージョンを表示する。
VOL 内部コマンド
VOL [ドライブ名:]
VOL D:
ディスクのボリュームラベルを表示する。ボリュームラベルとはディスクにつけた名前のこと。
WIN 内部コマンド
WIN
WIN ・・・・・・Windowsを起動する
起動時MS-DOSモードや、MS-DOSモードからWindowsを起動する。起動ディスク(フロッピーディスク)からの起動時には利用不可。
XCOPY 外部コマンド (XCOPY.EXE)
XCOPY コピー元 [コピー先] [/A | /M] [/D:日付]
[/P] [/S] [/E] [/V] [/W]
/A アーカイブ属性のファイルをコピーする。コピー後、アーカイブ属性は保留される
/M アーカイブ属性のファイルをコピーする。コピー後、アーカイブ属性は解除される
/D 指定日より後で変更されたファイルをコピーする。日付を指定しなかったときには、コピー元がコピー先よりも新しいときだけコピーされる
/P ファイルを作成するときに確認メッセージを表示する
/S サブディレクトリもコピーする。ただし空きディレクトリはコピーしない
/E サブディレクトリもコピーする。空きディレクトリもコピーする
/V コピー時に照合する
/W コピーする前に確認メッセージを表示する
XCOPY FILE.TXT D: ・・・・・・FILE.TXTをDドライブにコピー
ファイルをさまざまな方法でコピーする。このコマンドはMS-DOSモード用であり、MS-DOSプロンプトで実行した場合には、実際にはXCOPY32が実行される。
XCOPY32 外部コマンド (XCOPY32.EXE、XCOPY32.MOD)
XCOPY コピー元 [コピー先] [/A | /M] [/D:日付]
[/P] [/S] [/E] [/W] [/C] [/I] [/Q] [/F] [/L]
[/H] [/R] [/T] [/U] [/K] [/N]
/A アーカイブ属性のファイルをコピーする。コピー後、アーカイブ属性は保留される
/M アーカイブ属性のファイルをコピーする。コピー後、アーカイブ属性は解除される
/D 指定日より後で変更されたファイルをコピーする。日付を指定しなかったときには、コピー元がコピー先よりも新しいときだけコピーされる
/P ファイルを作成するときに確認メッセージを表示する
/S サブディレクトリもコピーする。ただし空きディレクトリはコピーしない
/E サブディレクトリもコピーする。空きディレクトリもコピーする
/W コピーする前に確認メッセージを表示する
/C エラーが起きてもコピーを続ける
/I 複数のファイルをコピーするとき、コピー先のファイルまたはディレクトリがなければ、ディレクトリを作ってコピーする
/Q コピー中にファイル名を表示しない
/F コピー中にコピー元とコピー先のディレクトリパス名を表示する
/L コピーするファイルを表示する
/H 隠しファイルとシステムファイルもコピーする
/R コピー先に同名の読み取り専用属性のファイルがあったとき上書きする。この指定がないとキャンセルになる
/T ディレクトリだけをコピーし、ファイルはコピーしない。ただし、空きディレクトリについてはコピーしない。/Eを追加指定することにって空きディレクトリもコピーするようになる。
/U 受け側に存在している同名ファイルだけをコピーする
/K 読み取り専用属性のファイルを、属性を保持したままコピーする
/Y 上書き確認メッセージを表示しない
/-Y 上書き確認メッセージを表示する
/N コピー元が長いファイル名のとき、コピー先を強制的に8.3形式のファイル名にしてコピーする
XCOPY FILE.TXT D: ・・・・・・FILE.TXTをDドライブにコピー
ファイルをさまざまな方法でコピーする。MS-DOSプロンプトでは、XCOPYとすると、内部ではXCOPY32が実行されている。
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